2017年01月02日

ピーター・ティールと古生物学。

食わず嫌いは良くないものである。
ごく一部の破滅的なものを除いて。ハバネロ10000本分の辛さとか、ロシアンルーレットとか、そんなものは試さなくてもいい。

先日、今まで毛嫌いしていた類のビジネス書というか、自己啓発本的なものを初めて読んでみた。ピーター・ティール氏の『ゼロ・トゥ・ワン』である。

ゼロトゥワン.jpg
(画像出典:amazon)
↓最初に読んだビジネス書がこれで良かった。参考にamazon貼っときますね。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%B3%E2%80%95%E5%90%9B%E3%81%AF%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BD%95%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E5%87%BA%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%8B-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/4140816589

いや、「ビジネス書」「自己啓発本」というのは読む前の勝手なイメージで、所謂「成功する人の5つの習慣」的な薄っぺらな(これも偏見だあ笑)内容の本だとばかり思っていたのだ。

いやはや、思想が強い強い笑

「ほとんどの人が反対する、しかしながら重要な『真実』とはこれ如何に」
彼が説く0を1にする営みの大切さがこの問いに凝縮されている。

以前読んだ科学哲学の入門書に(伊勢田哲治氏の「科学と疑似科学の哲学」ではなかったか)下のようなジョークが載っていた。助手と研究者の会話だったか、細部は忘れたがエッセンスは正しく覚えているつもりだ。

学生:「先生、正しい科学理論とそうでない科学理論の差とは何でしょう?」
教授:「そうだね、10年ってとこかな」

現代の科学は貴族の道楽ではなく国策の下で行われる。それ故に技術主導で日進月歩の目覚ましい発展を遂げている。
そんな中で僕の所属する理学部というところは実学から一歩身を引いたところで研究活動が行われる特殊な世界だ。僕は大学院には進まずに就職する道を選んだけれど、この先もし研究職を真剣に考えるとするならば理学の世界がいい。





以前北海道の支笏湖を訪ねた時、僕を拾ってくれた中国出身で、小樽で貿易関係の仕事をされているというとあるビジネスパーソンに「恐竜などの古生物に興味があります」と自己紹介したら、「そんなの役に立たない!」と笑われてしまった。そのときは(支笏湖は火山に囲まれた美しいカルデラ湖だ)地球科学を学ぶならば防災科学としても重要な火山の研究をしなさいよという彼女の意見に尤もだと納得した。

でも今なら自信を持って彼女に反論できる。
「古生物学には限りなく「ゼロ」が眠っています」と。

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posted by ヤマさん at 05:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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